大学からのメッセージ

　人が生活を営む社会には、必ず経済的な関わりが発生します。そのため、商学や経済学はどのような時代、国、社会においてもその発展に欠かせない学ぶべき学問であると同時に、人がよりよく生きるために必要な学問だと私は考えます。
　横浜商科大学では、人を取り囲んできた経済社会を知るための商業に関わる教養、学問的知識、そして実践知を修得することを教育の根幹に据え、世界の市場で活躍できる人材の育成を目指しています。これからの社会を創り支えていく学生の皆さんには、ここで学んだことを活かし、人生をよりよく歩み、よりよい社会に貢献できる人になってほしいのです。
　大学の4 年間では、今自分が立っている社会を知り、現代社会が築かれるために先人がどのような努力を重ねてきたのかという歴史を学び、コミュニケーションスキルを存分に磨いてください。そうすることで、少し先の世界には何が必要で、自分がそこで何をすべきかが見えてくるはずです。
　開学に際して本学の創立者が掲げた建学の精神を端的に言えば、「人に信頼される人になれ」ということではないでしょうか。信頼は、いつの時代も「正しい知識を正しく応用できる力」のある人に寄せられます。
　横浜商科大学は、どんな社会でも、世界のどこでも、人と社会に信頼され必要とされるための力を育む教育環境で、未来で活躍する皆さんを力強くサポートします。

理事長　清水 雅彦
Chair, Board of Trustees
SHIMIZU Masahiko