卒業生からのメッセージ

経営情報学科

フィード?ワン株式会社

森山 栞奈さん

2016年 経営情報学科卒業

商学とIT
2つの分野を学んだ私だからこそ、
活躍できるフィールドがある

経営情報学科を進学先に選んだのは、高校で学んだ簿記や情報処理の知識?技術が役立つと考えたからです。入学後は商学やITについて学び、高校時代よりもさらに幅広く専門的な知識やスキルが身についただけでなく、学びを通じてさまざまな能力が養われました。たとえばプログラミングの授業では、わずかな打ち間違いでもプログラムが動かなくなるので入力に細心の注意を払うようにしました。結果、緻密性や正確さを心がけて行動できるようになりました。また、ゼミではグループワークを通じ、他者と協働する難しさを実感しつつも、互いに意見を出し合うことでより良い成果が生み出せると気づくこともできました。こうした大学時代の経験が、社会人としての私の土台を作ってくれたように感じています。
現在はメーカーの人事部に所属し、社員の福利厚生に関する業務や新しい人事システムを導入するプロジェクトに携わっています。就職活動を始めたころはIT業界で働きたい思いが強かったのですが、「商学とIT、両方を学んだからこそ築けるキャリアがあるはずだ」とほかの業界にも目を向けたところ、今の会社と出合うことができました。働いて実感したのは、さまざまな業務においてこれまでの学びが役立っているということです。たとえば経費の振替処理には商学で学んだ簿記の知識が、人事システムの設計実務にはプログラミングのスキルが活かされています。経営情報学科で学んだ「広い視野で商いを考える」ということを忘れずに、より一層会社に貢献できる社員を目指してステップアップしていきたいです。

商大での4年間

IT?Web関連の知識やスキルを身につけ、
情報を商の世界に活かす方法を学ぶ

1年次は教養科目と商学?情報処理に関する基礎的な科目を履修しました。プログラミングのおもしろさに目覚めて「情報分野に軸足をおいて勉強したい」と考えるようになり、2年次からはIT?Web系の授業をメインに受講するようになりました。所属していたゼミでは主に電子商取引とWeb、SNSとの関連について研究し、Twitter、Facebookなどの運用方法を調べて商取引にどのように活用できるかまとめたり、地域活性化のための宣伝ツールとして活用したりしました。