卒業生からのメッセージ

経営情報学科

株式会社システムアイ

前田 海渡さん

2020年 経営情報学科卒業

社内?社外との密なコミュニケーションを基に
お客様を笑顔にするシステム開発を

「笑顔を作る」プログラム作りの原点になった4年間

もともとPCや情報分野に興味があったことに加え、学生がやりたいことを自由に挑戦できる環境に惹かれて入学。「大学生の今にしかできないことをしたい」という考えから、SA(スチューデント?アシスタント)や情報メディア課のアシスタントになりました。新入生が使用するPCの設定作業をフォローしたり、授業中にPCの操作をアドバイスしたり、さまざまな活動を行いましたが、中でも特に印象に残っているのは、学園祭でアプリケーションを活用して売り上げを伸ばしたことです。模擬店を出すにあたり、くじ引きの機能を持つアプリケーションを制作し、当たりの人には割引のサービスをしました。当たる割合の調整が難しく、当日はコンピュータの不調などのトラブルもありましたが、臨機応変に対応しました。くじ引きに興味を持ったお客様が予想以上に多く、売り上げが増加した結果、なんと優秀店舗として表彰されることに。さまざまな方の笑顔を見て、周囲と協力して難題を乗り越えた時の喜びを実感した経験が強く胸に残り、「システムでお客様を喜ばせたい」と考えるようになりました。

社会に出てもシステム開発への熱意は止まらない

在学中に学んだシステムに関する知識が活かせると感じ、卒業後はシステムエンジニアの道を選びました。エンジニアと聞くと、PCを前にし一人で黙々とプログラムを組む人という印象を持たれるかもしれませんが、実際はお客様と接する機会も多く、会話の中から課題を見つけ出し、システムを提案することで解決方法を探らなければなりません。社内でも、開発箇所の分担や互いの業務の把握など、協力が必須となる職業です。配属先では最新技術を活用したWEBアプリケーションの開発を担当しており、先輩方にサポートしていただきながら、アプリケーション内の新機能の設計、試行をしています。今後は、現場で経験を積みながら、プログラミングのスキルアップのために勉強を続けプロジェクトの一員として活躍するのが目標です。大学で身につけたコミュニケーション能力を強みに、お客様の課題を解決できるシステムを開発していきたいと考えています。