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就職?キャリア支援
CAREER

卒業生からのメッセージ

観光マネジメント学科

横浜市交通局

加藤 直さん

2018年 貿易?観光学科卒業

ホスピタリティの精神を胸に、
地域に貢献する運転士でありたい

幼いころから電車の運転士を目指していました。高校卒業後すぐに就職することも考えたのですが、大学で知見を深めたいという思いもあり、鉄道に近い分野である観光を学べる貿易?観光学科へ進学しました。観光の歴史や、観光と経済との関係性などの基本的な知識を身につけるだけでなく、フィールドワークや観光企画の立案などさまざまな取り組みを通じて学びを深めました。なかでも特に印象に残っているのは、ホテルの接客について学んだ授業です。ホテルがどのようなサービスを提供しているのか、顧客満足度を高めるホスピタリティとは何かを知ることができ、鉄道業界におけるホスピタリティを考えるきっかけになりました。
「卒業後は生まれ育った横浜の人々の役に立ちたい」という思いから、横浜市交通局に就職しました。大学で培った「人を喜ばせる技術」は入局後4年目の現在も、心の中に生き続けています。駅員時代は多くの利用者の方々と直接関わる機会も多く、窓口に来たお客様に丁寧な対応を心がけたり、具合の悪そうな人がいれば先に声をかけてみたりと、誰もが気持ちよく利用できる駅を目指して配慮を重ねました。運転士になってからは、「人命を預かっている」ことをこれまで以上に意識しています。運転技術の向上だけでなく、自己管理を徹底して行うことで快適で安全な列車の運行に努めています。今後は運転士としてスキルアップを図るとともに後輩の育成にも力を入れ、地元横浜のインフラをより良いものとする一助になりたいと考えています。

※貿易?観光学科を改組し、2015年4月観光マネジメント学科設置

商大での4年間

フィールドワークや観光企画など
さまざまな側面から観光について学んだ日々

1年次で観光にまつわる基礎を勉強し、2年次以降はフィールドワークや観光企画に携わるなど、さまざまな方法で観光についての学びを深めました。鶴見区役所との地域振興の取り組み、旅行会社と共同で行った小中学生向けの観光商品の開発などは、ほかではできない貴重な経験です。卒業論文は自身の興味と関連づけて「列車内の乗客のマナー意識向上について」をテーマとしました。また、ゼミ長として、ゼミ生たちと数々の企画をやり遂げた経験は強く印象に残っています。

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