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2022年12月20日
横浜商科大学
「難民援助について考える」 ー東本ゼミ UNHCRスタッフによるゲスト講演を実施ー(12月20日更新)
【12月20日更新】
「サンデー毎日」2023年1月1?8日号の「大学プレスセンターニュースダイジェスト」本文にて、東本ゼミのフォレスタ チャリティーコンサートへのボランティア活動が紹介されました。大学プレスセンターのアクセスランキング(2021年12月~22年11月)で17位と多くの注目が集まったことも併せて掲載されています。
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11月28日(月)に、東本裕子准教授が担当するゼミナール(東本ゼミ)で国連高等難民弁務官 UNHCRの芳島昭一様によるゲスト講演をオンラインで実施しました。「難民問題の現状と私たちにできること」をテーマに、UNHCRがどのような活動をしているか、難民とはどのような人を指すのか、どのような状態にあるのかについて幅広く話を伺いました。
ゼミナール活動の一環として、難民支援を目的としたボランティア活動を実施
東本ゼミでは、異なる背景文化を持つ人同士がどのようにコミュニケーションを育み、相互理解を深め、多様性を尊重しながら共生し得るかについて研究をしています。
春学期のゼミナール活動では、日本にいる難民の方を支援する施設の講座を受講し、「私たちにできる支援は何か」を考え、活動をスタート。2022年10月16日(日)には、難民支援を目的とした「フォレスタ チャリティーコンサート2022 in 銀座」にボランティアとして協力しました。ゼミ生たちは、コンサート当日の来場案内のほか、チャリティーグッズとしてSDGsをテーマとした手描きのしおりの作成?販売を行いました。
【ボランティア活動の様子】
寄付金で救える命があることを学ぶ
「フォレスタ チャリティーコンサート2022 in 銀座」で、ゼミ生たちが販売したチャリティーグッズから得られた寄付金総額は、255,500円でした。この寄付金は、コンサート当日、UNHCR事務局長の川合雅幸様へお渡ししました。
では、この寄付金で何名の命が救えるのでしょうか?
UNHCRの栄養補助食品は1食約50円なので、5,110名分の命が救えることになります。
今回のゲスト講演で、世界各地の難民の詳細な現況や、ゼミ生たちが行った活動が難民として苦しむ多くの人々の命に繋がっていることを学びました。住居や食事の心配がなく、高等教育を受けられる環境にいる「私たちにできること、すべきことははなにか?」。この活動をきっかけに、自ら難民や国連活動について調査をする学生もおり、自主的かつ積極的に考えるといった成長を感じられていると東本准教授は話されています。本活動に対して、UNHCRとIris E&Eより感謝状も頂いております。
【関連情報】
■UNHCRとは?
UNHCR(ユーエヌエイチシーアール)は、国連難民高等弁務官事務所 (United Nations High Commissioner for Refugees)の略称で、1950年に設立された国連機関の一つです。 紛争や迫害により故郷を追われた難民?避難民を国際的に保護?支援し、難民問題の解決へ向けた活動を行っています。(詳細はこちら)
■国連UNHCR協会とは?
UNHCR本部と契約し、日本における公式支援窓口として、UNHCR駐日事務所と連携しつつ、広報?募金活動に従事している特定非営利活動法人。
■芳島昭一様について
国連UNHCR協会の職員として、広報啓発事業や難民高等教育プログラムを担当。外務省、JICA、NGOなど国際協力事業に約30年間従事。海外滞在経験は計5か国約16年間。
【東本裕子准教授 関連トピックス】
▶東本ゼミがボランティアとして協力「フォレスタ チャリティーコンサート2022 in 銀座」(2022年9月26日)
- 問い合わせ先
- 東本裕子准教授
- 発信部署
- アドミッション?広報部 (/inquiry/)