CAREER
卒業生からのメッセージ
観光マネジメント学科
日本空港ビルデング株式会社
藤森 翔太さん
2020年 貿易?観光学科卒業
観光業界を俯瞰することで理解できた
旅行者目線のおもてなし
フィールドワークで実感した観光産業の新たな側面
入学当初はお客様のさまざまなご要望に応えるホテルコンシェルジュの仕事に憧れて、宿泊業への就職を希望していました。お客様に本当のホスピタリティを提供するためには、宿泊業だけでなく、飲食や交通などを含む観光業界全体の幅広い知識を身につけておく必要があると考え、横浜商科大学への進学を決めました。旅行業務取扱管理者の資格取得が可能であること、入学前の資格取得による授業料免除制度があることも私にとって大きな魅力でした。実際に入学後、観光について多角的に広く深く学んだことで視野が大きく広がったと実感しています。例えば、ゼミのフィールドワークで観光地に足を運んだことは重要な経験となっています。2年次にはバリアフリーツーリズムを学ぶため佐賀県を訪れ、3年次にはご当地アニメで地域振興を行うアニメツーリズムの現場を見るために鳥取県と島根県を訪ねました。ひと口に観光といっても、さまざまなニーズと自治体の努力のもとに成り立っていることを実感でき、観光産業に対する捉え方が大きく変わりました。
世界有数の空港でコンシェルジュ業務に携わる
努力の甲斐あって、在学中に旅行業務取扱管理者の資格を取得できました。それを自信に就職活動に励み、第一志望であった日本空港ビルデング株式会社に入社しました。志望理由は、授業で世界有数の利用者数を誇る羽田空港が持つ可能性の大きさや重要性を知り、それを支える仕事に魅力を感じたからです。現在は、グループ会社である羽田旅客サービス株式会社に出向し、空港案内所のコンシェルジュとして、空港利用者に快適な時間を過ごしていただけるよう親切?丁寧なおもてなしを心がけています。お客様との短いコミュニケーションの中でも、少しでも良い旅の思い出作りに貢献することが現在の目標です。業務に携わりながら、学生時代のことを思い起こすことが多くありますが、たくさんの人と触れ合い、さまざまな場所を訪ね、見聞を広げた経験がより良い接客につながっていると実感しています。これからも大学の学びで得た幅広い知識と経験をベースに、コンシェルジュとしてのスキルを磨いていきたいと思います。