CAREER
卒業生からのメッセージ
商学科
セレサ川崎農業協同組合
菅野 七海さん
2019年 商学科卒業
少人数での授業が
コミュニケー ション能力を磨いてくれた
授業を通して商学の社会的な意義を知る
社会で役立つスキルを早いうちに身につけたいと思い、商業高校に進学しました。高校で学んだ商学に興味を持ち、さらに学びを深めたいという気持ちが強くなり、横浜商科大学の商学科を志望。大学時代に視野を広げ、将来の退路をじっくり見極めたいという思いもありました。印象に残っている授業は、財務諸表論です。高校時代に簿記を学び、ある程度の知識は身につけたつもりでしたが、世の中の経済動向や企業実態など、実例を挙げながら分かりやすく教えていただいたことで、簿記がどのように社会で活かされているのか深く理解することができました。横浜商科大学は少人数での授業が多く、先生との距離や学生同士の距離が近いことが強みだと思います。自分の考えを他者に伝え、また他者の意見を聞く中で必然的にコミュニケージョン能力が磨かれますし、良き相談相手が理解者にも出会えます。学生時代に得たご縁は今後も大切にしていきたいと思います。
地域に密済した金融機関で地元に貢献
経済活動や人の暮らしをサポートする金融機関の仕事に憧れており、銀行や信用金庫などに絞って就職活動を行いました。楽界を研究する中で、やはり生まれ育った川崎市に貢献したいという思いが強くなり、JAセレサ川崎への就職を決めました。入社1年目には、研修の一環として近隣の農家の方の畑にうかがい、収穫などの農作業を体験。普段の生活を知ったことで、自分の仕事内容が、地元の方々の役に立てていることを実感できました。現在の主な業務は、支店の現金や小切手を管理する出納係と利用者様に対応する窓口業務です。利用者様の大切なお金を預かる責任のある仕事なので、常に緊張感を持って取り組んでいます。また、ご高齢の方が窓口にいらっしゃることも多いため、できるだけはっきりと明快に説明するように心掛けています。今後は、大学で得た学びをさらに活かすべく、融資などより高度な業務に携わることが目標です。