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2024年01月26日
横浜商科大学
若林教授が担当する「商品開発」論において、北川廣一様(株式会社サン?アド 代表取締役会長)をゲスト講師にお招きして授業が行われました。
本学商学部商学科 若林 宏保 教授が担当する「商品開発」論において、2023年12月8日(金)および2024年1月19日(金)の2回にわたり、北川廣一様(株式会社サン?アド 代表取締役会長)をゲスト講師にお招きして講義が行われました。
若林教授に講義内容について話を伺いました
ゲスト講師にお招きした北川先生は、1982年に大手飲料企業サントリー入社後、商品開発、宣伝畑を歩まれ、「モルツスーパープレミアム」「伊右衛門」「BOSS」「サントリー天然水」をはじめとする日本を代表する商品の育成に尽力されてきました。2017年より、サン?アド(株)(サントリーの宣伝部門から独立した広告クリエイティブ制作会社)にて経営者としてご活躍されています。
そして商品開発論では、北川先生に2回に渡って講義を実施していただきました。第1回目は、商品やサービスを開発するに際の『大切な考え方やマインド』について15のキーワードをもとに講義が行われました。具体的には、「“Why” から はじめよ!」「ブランドをつくるということはLOVE & LIFE をつくるということ」「想像力こそが未来をつくるエンジン」「コンセプトワークとは、具象と抽象を往復?変換できる能力」「脱?予定調和 ? 脱?前例主義」などのキーワードを元に、実体験に基づいた事例を交えながら、わかりやすく解説されました。
第2回目は、北川先生から出された新商品開発の課題に対してグループ演習が行われました。課題は、商品開発において「1.志?目的は何か」「2.きっかけは何か」「3.つくりたい未来は何か」「4.どのように人々を幸せにするのか」といった4つの問に沿ってアイデアを発想するという内容でした。
提出された30グループのアイデアの中から10グループのアイデアが選抜されプレゼン大会が行われました。アイデアは学生達の身近な問題意識や気づきから生まれたものが多く、新鮮な切り口や想いが詰まったユニークなアイデアが展開されました。
北川先生から寸評を頂きながら、聴講する学生達の間でも活発な議論がなされました。商品開発のプロである北川先生の話を聴くだけでなく、その心構えを元に発想し議論していくことで、商品開発の難しさや面白さに触れられる重要な機会となりました。
貴重な学びの機会を提供いただいた北川廣一様に改めて感謝いたします。
- 問い合わせ先
- 横浜商科大学 商学科
若林 宏保 教授(教員紹介へリンク)
- 発信部署
- 横浜商科大学 アドミッション?広報部
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